おはようございます!
焼肉正のニクメン小島です。
ウチの娘が5年生になりました。初めて愛知県で焼肉屋を始めたのが、彼女が1歳の時。
そう考えると早いなぁって思います。
そんな娘が、昨日宿題をやっていたのでチラ見すると…習ってる漢字が難しいんですよね(・・;)
最近は、手書きで文字を書くことが少ないので漢字を忘れがちです。娘から漢字を聞かれるとヒヤッとします(^_^;)
ところで、この日本の漢字って上手く出来ていますよね。
昔、金八先生が人という字は人と人が支え合っているって教えていましたけど、最近では,それは間違いだったって言ってます笑
人という字は、自立した人間を横から見た図だそうです。
ちなみに、人は1人で生きていたら人ですが、人と人の間に生きると人間になるそうです。部屋に1人で引きこもってる人は、人間じゃないんですね笑
面白いです。
「忙しい」という字は、心を亡くすと書きます。
これも上手く表していますよね。確かに忙しくなり過ぎると、心を亡くして余裕がなくなってしまいます。
こんな話しがあります。
ウチの父親は銀行員だったんですけど、その父親が体験した話しです。
僕が学生ぐらいに聞いた話しなので、20年くらい前ですかね。
今だとら、入金はATMが当たり前ですが、当時はお金を窓口に持って行ってた時代です。
ある日、お得意さんの社長からクレームがありました。その内容は…
その会社は毎週末に、売上を窓口で入金していたそうです。
いつも、売上金をそのまま袋にいれて銀行に持っていって数えさせて入金をしてもらってました。
ある時、社長は経理から売上が合わないと連絡があったそうです。
でも、社長は銀行が間違える訳がないから自分が間違っていると思っていました。
ところが、あまりに金額が合わないので不審に思って入金前に、経理担当と何度も数えて確認してから入金をするようにしました。(本来は当たり前なんですけどね笑)
それでも、売上額と入金額が毎回合わないのでコレはおかしいと銀行にクレームをいれたそうです。
ご存知の通り、銀行というのは1円でも過不足が出れば大騒ぎになりますが、今まで過不足が出たことは無かったので、銀行としても社長の間違いじゃないかと一度は突っぱねたそうです。
しかし、社長も引き下がりません。そりゃ、そうです。経理担当と毎回数えて合わせてから入金するんだから。
そこで、担当の窓口の女の子に確認したそうです。
「〇〇社長の入金額が毎回間違ってるそうだが、何か知らないか?」
そう尋ねると、彼女は悪びれた様子もなく言ったそうです。
「あの社長、いつも週末の1番忙しい時間に袋の中にめちゃくちゃに入ったお金を持ってきて数えさせるから腹が立ったんです。だから、わざと金額を間違えて困らせてやろうと思ったけど、全然気づかないから気づくまでやってやりました。ようやく、気づいたんですね」
この発言には衝撃を受けたそうです。横領事件発生ですからね。
じゃあ、その横領したお金はどうしたのか?使い込んだのか?
違います。
彼女の目的は、ただ1つ。大嫌いな社長を困らせたい。お金が欲しい訳じゃないんです。彼女はデスクの引き出しを開けていいました。
「お金はここにあります。」
デスクの引き出しには、今までわざと間違えたお金が全額入っていたそうです。
まさに、忙しくて心を亡くしてしまった人の典型的な例です。
飲食店でも、忙しい時は1番儲かってる時。それを忘れて、ついつい心を亡くしてしまう事があります(ノ_<)
反省しなきゃいかんですね。いつも、忙しくさせていただいてありがとうございます!!
今日も最後までありがとうございました!