焼肉正のニクメンブログ

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昨年より被害が3倍に増加!知らなきゃ絶対に騙されるフィッシング詐欺の手口。

おはようございます!

焼肉正のニクメン小島です!

 

昨日、一通のメールが届きました。Amazonさんからです。先日、Amazonで注文をしたがすぐに気が変わりキャンセルをしていました。

 

その後に、Amazonにログインしようとして二段階認証を求められました。そんな、経緯もあって思わずクリック。ログイン画面が出て来たので、メアドとパスワードを入力。すると…本人確認の為に、登録情報を入力して下さいと。

 

ここで、あれ?と気付いた。送られてきたメールアドレスはAmazonに登録しているアドレスじゃなかったのです。危うく情報全てをとられるところでした。

 

そんな訳で…

 

今日の話しはこんな感じ

知らないとやばい!フィッシング詐欺とは?

フィッシング詐欺とは、前述のようにAmazon楽天、LINE、Instagramとか大手銀行などを名乗ってメールを送り、あなたの個人情報を盗み取ろうとする詐欺の事です。餌でおびき寄せて、個人情報を釣りあげる事からその名がついています。

 

僕みたいに、タイミング的に合ってしまうとうっかり騙されてしまいます。非常に恐ろしいですね。パスワードやカード情報などが盗まれてしまえば、不正に利用されて身に覚えのない請求が来たりするようです。

 

最近は、すぐに気づかれないように少額の被害を繰り返す手法もあるそうです。月に数千円単位だったら、気づくのに時間がかかってしまうかもしれません。クレジットカードの利用明細は毎月ちゃんとチェックした方がいいですよ!

 

フィッシング詐欺にはどんな手口があるの?

ネットやスマホで利用できるサービスが増えた事で、年々被害が増加しています。フィッシング対策協議会の発表によると2021年2月の被害数は30,949件だそうです。昨年の3月は9,671件だったので1年間で3倍に増加しています。

 

コロナ禍による巣ごもりで通販だったり、動画配信サービスの利用が増えた事やテレワークなども増えて、ネットサービスを利用する機会が増えたことが、増加の要因だと考えられます。

 

そんな社会情勢も踏まえて、大手通販サイトのAmazon楽天などを騙ったメールでフィッシングを狙ってくる悪い奴も増殖しているのです。

 

そして、やつらは年々手口が巧妙になっていきパッと見では気づきにくくなっているんですね。不安を煽って冷静な判断をさせないのが奴らの狙いなので慌てずに、よく考えて、誰かに相談してから対処する事が予防になります!

 

それでは、具体的な手口を紹介しますね。

 

楽天を騙った事例

さっきも書きましたが、コロナ禍になってから通販サイトの利用は激増しています。実際に、あなたもいろんな物を通販で購入していませんか?

 

通販自体はとても便利なのですが、そこを狙った奴らは本当に許せないですよね。そして悔しいかな…あいつら、賢いんです(笑)

 

楽天を騙ったフィッシング詐欺には以下のような文面が使われています。(画像は実際に送られたものです。)

f:id:masayakiniku:20211008183237j:plain

出典:https://search.yahoo.co.jp/image/search?p

 

【メールの件名】

【重要】楽天株式会社から緊急のご連絡

【サイトのURL例】

メール内のURL
http://redirect-●●●●-rakuten.com/
転送先のURL
http://account-recovery-●●●●-rakuten.com/
楽天のロゴがあったら、それだけで信用してしまいそうです。なんとなく、流して読んでうっかりログインしてしまいそうです。
 
このようなメールを受け取った場合は、すぐにGoogleなどで「件名」や「文章の一部」を入力して検索してみてください。
 
例えば、このメールだったら「楽天 個人情報 更新できない」などです。すると、検索結果にすぐにたくさんの詐欺注意喚起が出てきます。
 
慌てず、まずは検索してくださいね!
 

Amazonを騙った事例

今回、僕がやられたのもまさにAmazonです。楽天同様にAmazonユーザーも非常に多いのではないでしょうか?Amazonの場合は、プライムビデオやAmazonミュージックなどのサービスを家族で共用している場合も多いと思います。

 

これが要注意ポイントなんですね。自分は。何もしてないけど奥さんが、子供が、何か触ってしまったのかな?と考えて思わず心配になってクリックしてしまいます!

 

いや、本当に巧妙すぎて思い出したら腹が立ってきた!!

 

Amazonを騙ったフィッシング詐欺は実際に僕に送られてきたものも紹介します。

f:id:masayakiniku:20211008190518j:image

よく見ると、Amazonお客様とか、ちょっと日本語がおかしいですよね(笑)しかし、これも楽天と同様、Amazonのロゴがちゃんとあるので思わず信用してしまいました。

 

でも、ロゴもよく見ると微妙に違う!プライムってひらがなだし、色も違う。間違い探しみたいだわ。

 

「詳しくはこちら」をクリックしたら、ログインの為にアドレスとパスワードを求められました。その後、個人情報入力画面に行きましたね。そこで気づいたから良かったですが、パスワードは釣り上げられてしまったので速攻でかえました。

 

同じパスワードを使ってたサイトも全部変えました。いや、本当に腹がたつ!

他にも、こんな文章で送ってくるようです。

 

【メールの件名】
今すぐあなたのアカウントを確認してください.
異常な活動-アカウントを保護して下さい。
アラート:あなたのアカウントは閉鎖されます。
あなたのアカウントは閉鎖されます。

【サイトのURL】
http://www.ama●●●●.jp/
http://www.ama●●●●.info/
http://www.ama●●●●.tokyo/

 

こちらも楽天同様、まずは検索してみましょう。Amazonは二段階認証でSMSでもメッセージが来る事もありますからね。登録したアドレス以外にきたメールは偽物と思って間違いないですね。

 

LINEを騙った事例

Amazon楽天以上のユーザーがいるのがLINEですね。LINEも、僕は最近は見かけないけど一時期とても多かったですね。LINEを騙ったフィッシング詐欺は、こちらの文面になります。

 

【メールの件名】
・メール文面1
[LINE緊急問題]

・メール文面2
LINEアカウントのパスワードのポストを忘れましたか?
あなたのLINEアカウントはブロックされています
LINEログインネット異常[アルファベット文字列]
LINE ページ例外[アルファベット文字列]
LINE 接続できないLINE解決方法[アルファベット文字列]
LINE システムのアップグレード
LINE異常
(上記以外の件名が使われている可能性もある)

【サイトのURL例】
メール文面1: メール内のURL
https://●●●●.com/Ops.aspx?name=lines&email=●●●●&uuid=●●●●
https://●●●●.net/Ops.aspx?name=lines&email=●●●●&uuid=●●●●
メール文面1: 転送先のURL
https://●●●●.com/
https://●●●●.info/
メール文面2: メール内のURL
http://[IP アドレス]/?u=●●●●&p=●●●●
メール文面2: 転送先のURL
https://line-id-safety-center-signin-openid-pape-max-auth-age-openid.●●●●.info/

 

ヤマト運輸、佐川急便を騙った事例

最近、増えているのがコチラです。ヤマト運輸となれば、ちょうど荷物が届く予定だったら、うっかりクリックしてしまいそう。

 

楽しみにしていたら、なおさらですよね。うっかりクリックすると迷惑メールが激増するそうですよ。気を付けてください!

 

これも、実際に僕が受診したものをご紹介しますね!

f:id:masayakiniku:20211008195842j:image

 

似たような内容で佐川急便バージョンもあります。

 

「佐川急便よりお荷物のお届けに上がりましたが宛先不明の為持ち帰りました。」

 

この後に、不審なURLが張られています。これも、巧妙ですよね。とにかく、どんなメールでも迂闊にクリックしない方が安全ですね。両社ともに、メールでの不在通知はしていないそうです。最近はLINEを使った不在通知などはしていますよね。

 

フィッシング詐欺の被害にあわない為の5箇条

  1. 身に覚えのない物はクリックしない!
  2. 慌てず、まずは検索!
  3. ロゴや日本語におかしな所がないか確認する。
  4. 公式サイトや公式アプリを確認する。
  5. 誰かに相談する!

まとめ

いかがでしたか?フィッシング詐欺。本当に怖いですよね。架空請求とかには騙されない自信がありますけど、ここまで巧妙に作られたフィッシング詐欺は気を抜いたら騙されてしまいそうです。

 

人は基本的に文章を読むのが好きじゃないんですよね。ここまで読んでくれたあなたは、凄いです。余程の活字マニアかニクメンマニアですね(笑)

 

文章を読みたくないから、パッと見てロゴや雰囲気で判断してしまうんですね。あぁ、恐ろしい。あなたも本当に気をつけてくださいね。

 

今日も最後までありがとうございました!

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