おはようございます!
焼肉正のニクメン小島です。
動物園で使われている心理テクニック
昨日はお休みをいただいて
子供達と「しろとり動物園」に行ってきました。
昨年の春休みも行った気がする^_^
春に行くのがちょうどいいんだよね。冬は寒いし(笑
夏は暑いし、臭いしね。
まぁ、春でも臭いものは臭いけど(ゴメンナサイ
子供の成長って、面白いですよね。去年は、ヒヨコが触れなかった息子氏が…
今年は触れるようになってました。
いやぁ、成長してるなぁ(^^♪
白衣効果とは!?
動物園とかに行くと飼育員さんとか、スタッフさんとか。とても頼りがいあるように見えませんか?
動物園の中では、彼らはプロ。動物のことなら何でも知っているって気がしますよね。
でも、実際は…プロの飼育員だけじゃなくアルバイトもいるんです。ホームページで募集していました(笑
清掃したり、エサを切ったり、盛り付けたりするらしいです。東かがわで時間給950円だから高額だよね。
そんな、アルバイトでもプロに見えてしまう。
「キリンさんには、大根か人参をあげてくださいね」
なんて言われたら、おぉ!そうなんだ!って感心してしまいます。
これは、彼らが動物園のスタッフジャンバーを着ていることによって見てる側が
「動物園のスタッフ」
と権威性を感じてしまう為に引き起こされる心理効果。
これを、白衣効果。または、ハロー効果といいます。
白衣を着てるだけで、医師だったり医療関係者と思い込み権威を感じてしまう心理効果です。
役割効果とは!?
また、動物園スタッフのユニフォームを着る事によって、ただの高校生アルバイトでも動物園スタッフらしい行動や態度をするようにもなります。
これを、役割効果といいます。
要するに、見た目で判断してはいけない!とは言われるものの、人は心理的に見た目で判断してしまうんです。
例えば、ある実験では身なりのしっかりしたスーツを着た男性が突然倒れた場合と、ホームレス風のみずぼらしい格好をした男性が倒れた場合の周りの人の反応を比較すると…
スーツの男性が倒れた場合は、すぐに周りの人が駆けつけたのに対して…
ホームレスの男性が倒れた場合は、残念ながら5分以上その場に放置されてしまいました。
なんだか、かわいそうですがこれが現実なんです!
映画化された監獄実験
また、映画にもなっているスタンフォード大学の監獄実験では、被験者を模擬刑務所の中で看守役と囚人役に分けて、それぞれの役を演じる実験を行いました。
しかし、最初は演じていたのですが段々とエスカレートしていき看守役が囚人役に、侮辱的な言動や、暴力行為などを行いはじめたそうです。
囚人役も、役に入り込みすぎて自分を責めたり精神的に崩壊していく者が現れたそうで…
実験は途中で打ち切りになったそうです。
それほど、役割効果というのは人間にとって影響力があるんです。
心理効果を上手く利用しよう!
だから、これを良い方に利用すればお店のスタッフや子供達も上手く操ることが出来るってこと。
例えば、子供に家の手伝いをさせるのに
「お手伝いしなさい!」
って言うよりも
「今日からお母さん代理に任命するね」
って役割を与えた方が、動かしやすいかもしれませんね^_^
心理学って詐欺師が使うイメージがありますけど、上手く使えばとても有効的です。
ただ、知っていても上手く活用することが難しいんですけどね(-。-;
今日も最後までありがとうございました!!