焼肉正のニクメンブログ

ニクメンが肉と人生についてつぶやきます

伝説の銀行マン

おはようございます!

焼肉正のニクメン小島です。

 

本日の火曜日は定休日の為にお休みとなります。

お間違いないようお願いします。

 

さて、今日は…営業成績がビリだった銀行の成績を

誰にでも出来る簡単なことを毎日続けただけで

たった1年で成績トップにした伝説の銀行マンの話しです。

 

その方法を取り入れれば、どんな業種、業態でも。

または、仕事でもプライベートでも必ず最高の結果を得られるでしょう。

 

なぜなら…その伝説の銀行マンは僕の父親だからです。

ずっと、家族として見てきたからこそ

その効果を自信をもっておすすめできます。

 

興味がある方だけ、ブログにとんで読んでみて下さい。

 

 

ウチの父親は地方銀行の支店長を務めていました。

営業成績が伸び悩んでいた父親は

ある日、部下たちに課題を与えました。

 

その課題とは…

 

「今日から、1日1回。自分のお母さんを喜ばせてきなさい。お母さんがいない人はお父さんでも、おばあちゃんでも、とにかく身近な人を喜ばせて、それを毎朝の朝礼で発表して下さい」

 

それを聞いた、部下たちは全員ポカーンですよ。何かの冗談かな?って思いました。でも、父親は大まじめです。

 

そして、翌日の朝礼に実際にどうやってお母さんを喜ばせてきたか聞いたそうです。ほとんどの部下は、真に受けておらず答えられませんでした。

 

そんな中で1人の部下が、手を挙げて言いました。

 

部下「自分は、花を買って母親にプレゼントをしました。」

 

支店長「そうか!どうだった?お母さんは喜んだか?」

 

部下「とても驚いて喜んでいました。」

 

支店長「素晴らしい。君の気持ちはどうだった?」

 

部下「お母さんが喜んでくれて嬉しかったです。」

 

支店長「それは、良かったね。これからも毎日続けなさい。みんなも必ずやるように!」

 

こうして、毎朝発表をしなくてはいけないので部下たちは

あの手この手で、自分の身近な人を喜ばせ始めます。

 

しかし、やり始めて3日もたつと…あることに気づきます。

 

「プレゼントで喜ばすのには限界があるな…」

 

そう気づき始めた部下たち。すると、ある日の朝礼で

 

部下「僕は、昨日は食事の用意の手伝いをして喜ばせました。」

 

これは、ナイスアイデアだと。他の部下たちも真似をします。

皿洗い、風呂洗い、ゴミ捨て、洗濯などなど。

家事などを手伝うことで喜ばす作戦に切り替えていきます。

 

それからしばらくすると、ある悩みが出てきます。

毎日、皿洗いをしていたら

それが当たり前になってしまって喜んでもらえなくなってしまいます。

 

それどころか、やらなかった日には文句を言われてしまいます。

 

そんなある日の朝礼で画期的な方法がシェアされました。

その方法とは…

 

「言葉で喜ばせる」

 

でした。

 

「めちゃくちゃ美味しいね!」

「すごく似合ってる!」

「可愛いね!」

「すごく良くなってる!」

「いつもありがとう!」

「お疲れ様!」

 

などなど。今までは口に出したことがなかったような感謝の言葉や

誉める言葉などを駆使して喜ばせることを始めたそうです。

 

これを毎日、続けていたら…部下たちは喜ばせることの楽しさに気づいてしまい

家だけじゃなく、職場でも同僚を、上司を、お客さんを

喜ばせる事を考えては実行して、喜ばせるようになっていきました。

 

その結果…営業成績がビリだったその支店は成績トップになってしまったそうです。

 

当然、本社の人間は驚いて支店長に尋ねます。

 

「君はいったい、どうやって改善したんだ?」

 

支店長は言いました。

 

「1日1回、身近な人を喜ばせてこいって言っただけです。後は何もしていません。」

 

銀行はだいたい2~3年で転勤になります。その後、3つの支店の支店長を務めて同じ方法で全ての支店の業績をアップさせました。

 

どうですか?すぐに出来る簡単な方法ですよね。

 

ウチの親父はよく言っていました。

 

「身近なたった1人の人間を喜ばせられない奴が、世の為、人の為になんておこがましい!」

 

と。確かに、そうですよね。まずは自分の目の前の人を喜ばすことから始めてみましょう。今日も最後までありがとうございました!

 

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