おはようございます！
焼肉正のニクメン小島です。
すっかり寒くなってきました。月並みなあいさつですけど、冬の楽しみと言えば？クリスマスや年末年始ですよね。子供の頃や、若い頃は尚更です。
僕は、クリスマスソングが好きなのでお店でもたぶん日本一早くクリスマスソングを流し始めます。懐かしい曲を聞くと、流行って当時の記憶がよみがえることってありますよね。
今日の話しはこんな感じ
この曲を聞くと記憶がよみがえる
クリスマスソングを聞くと、クリスマスの想い出がフラッシュバックしますよね。しかも、その時に流行った曲によって思い出も違います。
毎年聞いている曲なのに、より印象の強い曲の想い出が甦ります。例えば、僕だったらジュディマリのクリスマスとか、SPEEDのwhiteloveとか、山下達郎は定番ですね（笑）
この現象は、ただ思い出していると言うよりも音楽に刺激を受けて過去を再体験する状態だそうです。これを、メンタルタイムトラベルといいます。
なんだか、すてきな響きですね。大好きな音楽で、過去の大好きな人との想い出を再体験出来るって事です。素敵やん♪
音楽を聴いて治療する⁉
音楽は脳の色んな部分に働きかけて、脳の引き出しの奥の方にしまってある記憶を見つける手助けをしてくれているそうです。
事故や病気などで、脳にならかのダメージを受けた人やアルツハイマー病の治療にも音楽療法は有効とされていて、実際に再び会話をすることが出来るようになった人もいりそうです。
2014年にアメリカで公開された映画「パーソナル・ソング」の中では、認知症を患っていた94歳のヘンリーが自分の好きだった曲を聞く事で記憶を取り戻していく奇跡の様子が描かれています。
効果は一時的だったそうですが、ふだんはふさぎ込んでいるヘンリーが音楽を聴いた後は饒舌になり過去の話しをいろいろと話し出すそうです。
人間にとって音楽って欠かせないものだから、遥か昔からずっとあるんですね。素敵やん♪
匂いを嗅ぐと思い出す⁉
これに似た現象で、匂いで記憶が蘇る事ってありますよね。昔、好きだった人の香水の匂いがすると思い出してしまうって事、ありませんか？
この時期だと、金木犀の香りでその季節の想い出が甦るみたいな。ホストや、ホステスは敢えて、誰もがつけているような香水を使って頻繁に自分の事を思い出させるらしいですよ。
僕も、お客さんと町ですれ違った時に、焼肉正の事を思い出してもらうように焼肉の匂いを常にふりかけていますけどね（笑）
え？加齢臭のほうが勝っているって？誰がおっさんやねん。ワシの大衆はラベンダーの香りだわ！
ちなみに、この匂いで記憶が蘇る現象の事を「ブルースト現象」と言います。「ブルータス、お前もか？」じゃないですよ。「ブルースト現象」です。
これは、フランスの作家でマルセル・ブルーストの作品「失われた時を求めて」の中で、主人公がマドレーヌを食べた時に過去の記憶が蘇った事から、そう呼ばれています。
まとめ
いかがでしたか？面白い話ですよね。音楽を聴いて過去を再体験する、メンタル・タイムトラベル。
匂いを嗅ぐことで過去の記憶が蘇る、ブルースト現象。
人間の記憶にはまだまだ謎な部分が多いそうですが、今後これらの技術を使って凄い事が出来そうですよね。匂いが伝わるテレビとか。過去の体験を映像化するとかね。
未来が楽しみですね。
あなたが焼肉の匂いを嗅いだ時に、僕の顔が思い浮かぶまで焼肉屋として頑張りますね！今日も最後までありがとうございました！
