焼肉正のニクメンブログ

ニクメンが肉と人生についてつぶやきます

サーロインの名前の由来は?サーロインは亀梨和也だった?その理由は?

今週のお題「肉」。

おはようございます!

焼肉正のニクメン小島です。

 

僕が利用している、このはてなブログ。ネタに困っていたら今週のお題が、なんと肉だったのでこれに参加しない手はないと。焼肉屋が、肉をテーマに書いてみます。

 

今日の話しはこんな感じ

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お肉には、色々な部位があります。以前もシャトーブリアンの名前の由来を書きましたが、

masayakiniku.hatenablog.com

今回、ご紹介するのは「サーロイン」。ステーキといえばサーロインですよね。

このサーロインについて、説明したいと思います。

 

サーロインってどこの肉?

焼肉屋さんでロースって商品を見ると思います。ロースってどこの部位なの?って思った事ありませんか?焼肉屋業界でロースと言うと、だいたい赤身系のお肉の事を総称でロースと呼んでいます。

 

しかし、お肉屋さんでロースというと牛さんの背中のお肉の事をまとめてロースと呼びます。そのロースの中で、肩ロース。リブロース。サーロインと別れている訳です。

 

わかりやすく言うと、牛さんをジャニーズ事務所としたら、ロースはKAT-TUNだと思って下さい。そうすると、サーロインは亀梨和也さんって事です。(わかりにくい?)

 

とどのつまり、場所でいうと腰のお肉になります(^^;

サーロインってどんなお肉?

サーロインの特徴は、適度にサシが入って柔らかくとてもジューシーなお肉です。脂の甘味と肉の旨味を目一杯に感じる事のできる最高に美味しい部位です。

 

特に和牛のサーロインとなると、それはもうお口の中でトロトロトロリンチョと溶けてしまう、それぐらい柔らかい部位なんです。

 

サーロインの名前の由来は?

さて、ではサーロインはなぜ?サーロインと呼ぶのか?腰のお肉なので、普通に英語で考えると「ロイン」になります。

 

じゃあ、「サー」ってなんなの?卓球で愛ちゃんが言うあれかな?もちろん違います。

 

「サー」とは、イギリスの叙勲制度だった頃の、栄誉ある称号の1つなんですって。

サーロインのステーキを食べた英国王が、あまりの美味さにお肉にサーの称号を与えたって説が有力です。

 

ただの「ロインステーキ」だったのが、国王に「サー」の称号をいただいたことで「サーロイン」になったって事です。

 

これが、日本だったら「腰肉ステーキ」だったのが「腰肉大臣」になるって事ですね!

 

「やっぱり、お肉は腰肉大臣が一番だな!」

 

なんて、会話が聞こえてくるわけですね。

 

当時のイギリスのお肉が、どれほどのものか知る由もありませんが、間違いなく現在の和牛のサーロインのが柔らかくて美味しいと思います!これを食べたら、サーどころじゃなくて国王を譲っちゃうくらい感激すると思います。

カルビとロース

焼肉屋のメニューに必ずあるのが、カルビとロースです。ロースは先ほど説明した通りですが、焼肉屋でカルビと言えば、サシが多めの味の濃いお肉をカルビと言いますよね。

 

ところが、お肉屋さんでカルビっていう部位は無いんですね。カルビっていうのは、じつは韓国語でばら肉って意味なんです。だから、焼肉屋のカルビって、あくまでメニュー名であって部位の名前じゃありません。

 

わかりやすく言うと、カルビっていうとビジュアル系バンドって言ってるようなものです。パンクとか、ロックとか、いろんなバンドがあるなかで、これはビジュアル系だなって括っているだけなんですね。

 

その、ビジュアル系バンドの中にX JAPANだったり、LUNA SEAだったり、GLAYだったりがあるわけで。

 

だから、お肉屋さんでカルビ下さいって言うと、

 

「カルビって言っても色々あるからね。」

 

ってなります。これは、CDショップに行って

 

「ビジュアル系バンドのCD下さい。」

 

って言ってるような感じかな。CDショップの店員さんは、いやビジュアル系って言っても色々あるからね。ってなる訳ですよ。

(わかりにくい?)

 

ようするに、カルビ=バラ肉なので、お店によって使ってるお肉は違います。だいたい、サシが少し多い味が濃いめのお肉をカルビって決めて使っています。

 

そもそも、バラ肉は牛さんのお肉の中でも一番大きい部分なので、いろんな部位に別れています。だから、それらを混ぜて使うお店もあります。

 

だから、カルビはお店が「カルビ」って決めたお肉がカルビになります。俺が、カルビと言ったらカルビなんじゃー!ってそんな感じです。

 

もちろん!それぞれのお店がこだわって使っているわけで、どれがいい。どれが悪いなんて事はありません。どのカルビも美味しい…ハズ!もちろん、好みがありますけどねー。

 

そして、その希少性や美味しさによって上カルビや特上カルビを決めています。だから、となりのお店では、上カルビだった肉を、こちらのお店ではカルビで使うなんて事も珍しくはありません。

 

だから、CDショップに行って、

 

「ビジュアル系バンドのCD下さい」

 

って言ったら、無言でGLAYのCDが出てきたりしする感じですね。

 

「ウチはビジュアル系って言われたら、GLAY出してますんで。先代から。」

 

なんつってね。たまに、MALICE MIZERなんて出してくるお店もあったりして、いやー拘ってるなぁー!みたいなね。笑

 

 

 

ちなみに、ロースも同じです。俺が、ロースって決めたお肉がロースというメニューで提供されます。

 

ただし、ロースの場合は肉屋さんがロース肉って言ったら、肩ロース、リブロース、サーロインのことを指します。

 

ちなみに、ウチのお店ではカルビはトモバラという部位を。上カルビには、三角バラという部位を使っています。ロースは主に、モモ系のシンタマという赤身のお肉を使いますね。

 

サーロインは、そのままサーロインとして売っています。サーロインを特上カルビって売ったり、上ロースって売ったりするお店も、もちろんあるわけです。

 

まとめ

いかがでしたか?お肉の名前の由来って結構、面白いんですよ。また、次回、他にもご紹介しますね!今日も、最後までありがとうございました!

 

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