おはようございます!
焼肉正のニクメン小島です。
久しぶりに晴れた気がしますね。雨が降ることはもちろん大切なんですが、やはり雨だと困ることも多いですよね(^^;
さて、いまだに例のタレントが亡くなった話題が尽きません。テレビ報道を見ていなくてもSNSや動画サイトを見ていると目に入りますよね。
生前の元気な姿を見ると、やるせない気持ちになります。
今回、テレビ報道について厚労省が異例の通達を出しています。
にも関わらず、自宅付近を撮影したり、近所でインタビューをしたりと過熱報道がされたことで厚労省がテレビ局に苦言を呈していました。
これ、何がいけないかというと…
同じように心を病んだりしている場合に、同じように命を絶ってしまう可能性があるからです。
この効果のことを心理学では「ウェルテル効果」といいます。
その名の由来となっているのは、文豪ゲーテの著書「若きウェルテルの悩み」
この本の中で、主人公のウェルテルは最後に自ら命を絶ちます。
衝撃的な結末を迎えたこの本はベストセラーとなったのですが、それに触発された人々が相次いで自ら命を絶つという現象が起きたことから、この名が名付けられました。
そして、このウェルテル効果の影響は情報量の増えた現代のほうが強くなっています。
著名人が亡くなったことの報道を受けて、自らも同じように命を絶ってしまう。
しかし、もっと恐ろしいのは潜在的に自殺願望を持っていた場合…無意識に命を投げ出す行為に走ってしまうことがあるそうです。
例えば、無意識でアクセルを踏み込んだり、急ハンドルを切ったりというように。
実際に、こういったことが起きた後には交通事故率があがるというデーターがあるそうです。
コロナにしろ、戦争にしろ、殺人事件だったり、事故だったり…そういった暗い話題のが視聴率がとれるので自然と報道が増えます。
だから、ワイドショーばかり見ていると自然と気持ちが沈んでしまうので本当に注意が必要です。
事実、僕のブログも昨日の娘の話しよりも、竜ちゃんの記事の方が3倍以上のアクセスがありました。
いつも言ってますが、情報に溢れる社会だからこそ、情報の取捨選択に気をつけましょう!
今日も最後までありがとうございました。