おはようございます!
焼肉正のニクメン小島です。
本日の火曜日は、定休日の為にお休みをいただきます。お間違いないよう、お願いします。
今日は、子育てに知っていると子供の実力が2倍、3倍になるかもしれない…そんなお話です。
出典:https://www.ac-illust.com/main/search_result.php?word
今日の話しはこんな感じ
最初は誰もが親ばかだけど…
我が家には、10歳の娘と6歳の息子がいます。小さい時は、何をやらせても天才なんじゃないかと親なら誰しもが思いますよね。
でも、小学生にもなるとだんだんと現実が見えてきたりして…
「まあ、俺の子供だからな…」
なんて思ってしまう自分がいます。僕も子供の頃は、勉強嫌いだったし…とかで諦めてしまったりしまいませんか?実は、これって成長には悪影響なんです。
あなたの期待が成長させる
あなたが、教育をする子供だったり部下だったりに期待をすればするほど、その学習や作業に成果があがるという研究結果があるのです。
この効果の事をピグマリオン効果といいます。
ピグマリオン効果とは?
アメリカの心理学者、ローゼンタールさんが教師からの期待があるかないかで生徒の成績が左右されるという実験結果を報告しました。その実験内容は…
その実験は1964年にサンフランシスコの小学校で行われました。
生徒に学習能力テストが行われたのですが、担任の先生には、「これから数カ月で学力が向上する生徒を割り出す為のテストを行う」と伝えます。
テスト後に、テストの結果とは関係なく無作為に選ばれた生徒にチェックをした名簿を担任に渡して
「このチェックのついた生徒が、テストの結果これから学力が向上する可能性のある生徒です」と伝達します。
すると、チェックのついた生徒たちの学力が向上したというのです。この結果を得て報告された論文にはこう記してあったそうです。
- 担任の先生が期待のこもった目で一部の生徒を見た。
- 一部の生徒も自分が期待されている事を意識した。
ピグマリオン効果とは、誰かの期待に応えようとする姿勢が成果につながる考えかたのことを示します。
どうでしょうか?これを聞いたら、親バカもあながち悪くないんじゃないかと思いますよね。
しかし、気をつけたいのは過度の期待をし過ぎる事は悪影響になるそうです。あくまで現実的な期待、現在の能力の少し上を目指させる事が大切なんですって!
要するに、いきなりイチローになれるって言っても無理だけど、チームでレギュラーとれるよってぐらいの期待から徐々にあげていくのが効果的だそうですよ。
全く逆のゴーレム効果とは?
ゴーレム効果とは、ピグマリオン効果の逆の期待。要するに良いを期待しない事によって生まれてしまう悪影響のことです。例えば、
- ある人物に悪い印象を抱くことで、良い印象を打ち消してしまう
- 学力が向上しないだろうという低い期待度をもつ事で、実際に成績の低下を招いてしまう。
どうせ、あいつはこんなもんだ。とか、これは彼にはできないだろうと期待しない事によって、実力以下の力しか出せなくなってしまう事があるそうです。
親や上司の思い込みが、子供や部下の能力を引き出せなくしているんですね。
ノミのジャンプ力の話しにも似ていますね。
ノミは自分の大きさの何倍も高く飛ぶ事が出来ます。そのノミをコップにいれて上から蓋をする。
すると、ノミは最初は蓋にぶつかるまでジャンプするけど、次第にジャンプ力を弱めて蓋にぶつからない力でジャンプするようになる。
その後、蓋をとってもノミは蓋にぶつからない高さまでしかジャンプしなくなってしまう。
ゴーレム効果はこういうことですね。
「お前は、どうせこんなもんやろ。」
と蓋をしてしまったら、子供や部下はその蓋にぶつからないところまでしか飛べないようになってしまうって事です。
だから、僕たちは蓋をしないようにしなければいけません。かといって、高すぎる壁を与えてもいけません。
少し頑張れば、飛び越えられる壁を連続的に作る事で、その能力をぐんぐん伸ばす事が出来るって事です!
いやぁーえぇ話し聞いたわ。我ながら上手にまとめたわ(^ ^)あなたも、ぜひ活用してみて下さい!
ワシもやってみよ!
今日もありがとうございました!