焼肉正のニクメンブログ

ニクメンが肉と人生についてつぶやきます

ホルモンって何?どこの部位をホルモンって言うんだろう?

おはようございます!

焼肉正のニクメン小島です。

 

MBS(まん防)が終わって忙しい週末を過ごしたので、このまま忙しい日が続くと思ったのですが、まだまだ甘くないですね。平日は閑散としています。

 

さて、10月生まれの方には誕生日クーポンが届きましたか?今日、明日には届くはずですので楽しみにお待ちくださいね。

 

9月の誕生日クーポンも今月いっぱいはご利用いただけます。ご利用の前日までにご予約をお願いします!食材の関係で当日ではご用意できない可能性がございます。ご了承ください。

 

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とんちゃん

今日の話しはこんな感じ

「伝説のホルモン」を謳っている当店ですが、あなたはホルモンって何か本当にご存知ですか?

 

ホルモンって何?

焼肉屋のメニューにもよりますが、ホルモンって言ってもたくさんの部位があるんです。

 

大きく括れば、マルチョウもレバーもミノもホルモンです。でも、お店によっては上ホルモンみたいなメニュー名にしているところもありますよね。

 

ただ、ホルモンって言えば基本的に牛や豚の「腸」をあらわしています。でも、腸といっても小腸もあれば大腸もあるし、直腸もあるんです。ホルモンって名前でどこの部位を提供するかは焼肉屋次第って事ですね。

 

ちなみに当店では、ホルモンって言えば牛の小腸を使用しています。屋号にもある、伝説のホルモンは、豚の大腸を使用していて商品名は「とんちゃん」になりますね。

 

ホルモンとモツは違うのか?

焼肉屋ではモツってあまり言わないけど、モツになると内臓全般をさすようです。もつ鍋とか、もつ煮込みって言いますよね。

 

ホルモンは何でホルモンって言うのか?

これには諸説あります。僕が勝手に有力視している説は、もともと内臓は捨てていたそうです。これを関西では、「放るもん」と言っていた事から、「ホルモン」と名前が付いたそうです。

 

これは、わかりやすくて納得ですよね。もう一つは、牛の(豚)お腹を割って中を掘って内臓を取り出すことから、「掘るもん」からホルモンになった説もあります。

 

あとは、医学用語のホルモンです。医学用語のホルモンは体の調節をしている意味があります。ホルモンはスタミナがついて体にもいいから、ホルモンの名前が付いた説。

 

僕的には、最後がいちばんうさんくせーけどね(笑)

牛ホルモンの部位名を紹介します!

今まで普通に食べていたけど、そういえばどこの部位か知らないや。そんな方も多いのじゃないでしょうか?

 

今日は、普通の焼肉屋でもよく扱っているホルモンの部位を説明しますよ!

 

  • ミノ・・・知名度は高いよね。お店でも、お客さんにイカみたいなやつって言われたりします。ミノは牛の胃袋です。牛は胃袋が4つあるのですが、その一番目の胃袋をミノと言います。
  • ハチノス・・・本当に蜂の巣なの?なんて言われる事もしばしば。こちらは、牛の2番目の胃になります。イタリア料理ではトリッパと呼ばれています。
  • センマイ・・・生センマイ人気ですよね。当店では扱っていませんが、こちらは牛の3番目の胃袋です。
  • ギアラ(赤センマイ)・・・4つ目の胃になります。ここまでくると、味わいも大腸に近づきますね。
  • シマチョウ・・・焼肉屋さんでは、上ホルモンとかテッチャンとか言われます。こちらは牛さんの大腸。縞模様が入っているからシマチョウなんですね。そのまんまかよ(笑)
  • マルチョウ・・・こちらは小腸ですが、丸まってるのは腸を裏返しているからです。当店でホルモンと言えばこれですが、うちのは丸まっていません。
  • ウルテ・・・ここまでくると、少しマニアックですね。普通の焼肉屋さんではあまりみかけません。牛さんの気管の軟骨です。
  • コリコリ・・・これもホルモン屋さんじゃないと見ないんじゃないかな?牛さんの大動脈です。コリコリした食感から、コリコリ。そのまんま…
  • ハツ・・・これは当店でも人気のメニューです。ずばり心臓の事ですね。和牛のハツは脂がついたままが美味しいのです。ちょっとでもついてたらラッキー!って思ってください。

ホルモンの焼き方がわからない!

当店の人気メニュー、塩ホルモンと味噌ホルモン。これは小腸を使っています。上の説明でいくとマルチョウの丸くないやつ。(わかりにくー)

 

これは、脂がとてもプリプリしていて美味しいんですが、よくファイヤーしちゃっています。そこで焼き方のコツをお教えいたしますね。

 

まず、必ず脂じゃない方。皮というか、正確には腸壁なんですけどそちらから焼いてください。脂を上に向けるって事です。

 

脂のほうから焼くと、せっかくの美味しい脂が全て下に落ちて発火します。

 

焼いていると、腸壁の部分が縮まってきます。脂の方もふつふつと透明感が出てきたらひっくり返します。

 

このひっくり返す時に、当店の場合は焼台の真ん中に集めてください。焼台の端の方で裏返すと、溶けた脂に引火してファイヤーします。ファイヤーするとススがついてしまうので、あまりよろしくありません。

 

中央ならば、脂が落ちても引火する事はないので安心ですね。後は、あまり触らない事。中央に寄せてしばらく放置プレイです。

 

ツンツン、ツンツン触ると脂が落ちてファイヤーします。ファイヤーするとススがついてしまうので、あまりよろしくありません。

 

後は、脂を落しすぎないようにお好みの脂量になるまで焼きましょう。脂身にちょっと焦げ目がつけば大丈夫です!

 

伝説のホルモンの焼き具合がわからない!

当店自慢の伝説のホルモンこと「とんちゃん」は豚の大腸です。これも食べ頃がわからないと、よく聞かれますので説明しますね。

 

とんちゃんは脂がついてないので裏表関係なく身を綺麗に開いて鉄板にのせます。焼いていって身がくるんとなったり、反ってきたら裏返してください。

 

牛のホルモンと違い、下処理で火をいれているので生ではないので安心してください。身が縮まって少し焦げ目がつくぐらいが食べ頃。あとは、好みの問題ですね。僕は、わりとカリッと焼くのが好きなんです。

 

飲み込むタイミングがわからないってのもよく言われます。これは、確かに難しい(笑)部位にもよりますが、結構、かみ砕いても消えませんのである程度味わったらゴクンと飲み込んじゃいましょう。おすすめは、ご飯で一緒に流し込みです。

 

まとめ

さぁ、いかがでしたか?これで、あなたも明日からホルモン番長になれますね。まだまだご紹介しきれてないマニアックな部位もあるので、次の機会にご紹介しますね!

 

今日も最後までありがとうございました!

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