はようございます!
焼肉正のニクメン小島です。
焼肉正のニクメンブログなのに、肉の話しが少な過ぎると、そろそろ炎上しそうなので、ちょいちょい肉の話しを挟んでいきますね(笑
今日の話しはこんな感じ
なぜ?馬肉は生食出来る?
焼肉正には熊本から取り寄せている、馬刺しがあります。現在、日本では牛の生肉の提供が難しくなっていますからね。あの事件以来(・・;)
しかし、馬肉であれば合法的に生食が出来ます。なぜ?馬肉は大丈夫なのか。
そもそも、食中毒は、牛や豚などの肉に菌が付着していて起こります。
この菌は、肉自体についている訳でなくて、腸管内に生息していて食肉処理をする時に肉にまで付着する二次感染で引き起こされます。
ところが、馬は、牛や豚などと比べると体温が高く40度近くあるので、そもそも雑菌が繁殖しにくいから生で食べても大丈夫なのです。
そんな馬肉ですが、うちの店でもサクラユッケという名称で提供しています。
馬肉をサクラと呼ぶ理由
なぜ、馬肉はサクラと呼ぶのでしょうか?馬肉だけじゃなく、猪を牡丹、鶏肉をカシワなんて呼びますよね。
その理由をご存知ですか?
それは江戸時代まで遡ります。江戸幕府 第5代将軍 徳川綱吉は犬将軍としても有名なのは、あなたも社会科の授業で習ったはずです。
徳川綱吉は生類憐れみの令を発令して、動物を殺して肉を食べる事を禁じましたよね。
これによって、今までは普通に食べていたお肉が食べると罰っせられるようになりました。
そこで、隠れて売ったり、食べたりする為に生まれた隠語がサクラだったりボタンだったんです。
馬肉は、生肉の色が桜色だからサクラ。
猪肉は、皿に並べた様が牡丹のようだからボタン。
鶏肉は、当時の鶏の羽根の色が茶褐色で枯れた柏の木に似ているから、カシワ。
とされたようです。この名残りで未だに、サクラ肉とかカシワ肉って呼ぶんです。
需要と供給
江戸時代から、禁止されても隠れて販売したり食べたりするのが人間なんですね。
いくら、禁止されても売りたい人。飲みたい人の需要がある限りは、無くならないでしょうね。
そう考えると、ただ単に提供禁止だ!って言うだけでは止まらないんでしょうね。
なんて、ちょっと皮肉を混ぜてみました(笑)
もちろん、当店は要請に従っています。でも、最近、微アルコールなるものは販売を始めました。
これも、法の目をすり抜ける企業努力?悪知恵?
本気で、それが原因と考えているのなら、もう少し良策を考えないと、もう無理じゃないかな?
次の次ぐらいに要請されたら、もう無視しちゃうかもね?
ちなみに、サクラ肉については諸説アリと付け加えさせて下さいね。
今日も最後までありがとうございました!