おはようございます!
焼肉正のニクメン小島です。
先日の休みの日、息子に大切なことを伝えました。
それは、これからの世の中は信用が大事だよと。
信用はお金よりも大事になるよと。
なんでそんな話になったかというと・・・
我が家ではゲームは一日一時間と決めています。
高松市のゲーム条例を守っているんです。さぬき市だけど(笑)
息子は度々ゲーム時間の前借りをしてきました。
明日の時間を今日に使わせてと。
ただ、前借りをしておきながら翌日になると
ゲームがやれなくてぐずる。
そんなことが何回かあったので前借りは禁止になったのです。
ところが、また先日どうしても前借りをさせろと泣いていました。
彼の言い分はこうです。
前借りをしても、翌日にぐずらないから!と言うわけです。
でも、過去に何度もぐずってきたから禁止にしたんです。
しかし、息子はそんなに何度もぐずってないと主張をするんですね。
ここまでご理解いただけたでしょうか?
過去に負の実績があるから、僕たちは信用をしていないってことです。
ここで、彼に信用について教えたかったんですが小学校2年生に
どうやって伝えたら理解してくれるだろうか?
それで考えたのが、こんな話です。
僕は右手に10円玉を握りしめました。
そして両手の拳を息子の前に突き出して10円玉はどっちに入っているか?
と尋ねました。すると、息子は右手だと自信満々に答えます。
答えは、右手です。
そして次も同じように右手で10円玉を握りしめてどっちだ?と聞くと
やはり右手だと答えます。
そんなことを5回ほど繰り返すと、いや右手やろと呆れて言ってくるようになります。
そして6回目。密かに左手に10円玉を入れ直して、どっちだ?とやると・・・
やっぱり、右手って答えます。ところが、今回は左手から出てきます。
不思議そうにする、息子氏。
そして、もう一回。今度はどっちにも10円玉を入れたようなそぶりを見せて
どっちだ?と聞くと、ここで初めて息子は迷いだします。
もう、どっちに10円玉が入っているかわからんくなったやろ?
これが信用ってことやで。
ずっと右手に入っていたから、ずっと右手にあると思っていたけど
一回でも左手に入っていることがあったら、もうどっちに入っているかわからんくなる。
信用っていうのは、そういうことだと。
何回、何十回とやって信用を築いてきたとしても
たった1回で、その信用は崩れてしまうんだよと。
だからゲームの時間を前借りをした時に
一回でもぐずってしまったら、またぐずるんじゃないかって
思われてしまうんだよ。
その信用を回復するには、時間がかかるんだ。
だから、信用は大切何だよって話したら…
わかったって言ってました。
本当にわかったかどうかは、わかりませんが…
子供には根気よく何度も教えるのが大切だなーって改めて実感をしました。
僕も信用を失わないように、しっかりと積み上げます。
今日も最後までありがとうございました!