焼肉正のニクメンブログ

ニクメンが肉と人生についてつぶやきます

投げかけたものが返ってくる

 

おはようございます。
焼肉正のニクメン小島です。

 

僕は昔から短気です。

そんな風に見えないって言ってもらえるけど

結構、イラチです笑

 

そんな僕に似てしまったのか…

ウチの息子もイラチです笑

 

よく怒って生意気な口を聞きます。

そんな時に、息子によくする話し。

 

それは、人生は自分が投げかけたものが

必ず自分に返ってくるんだよって話します。

 

どういう事かと言うと…

自分がイラッとして、キツい言葉を使うと

周りまわって自分に返ってくるってこと。

 

イラッとして、誰かに八つ当たりすれば

自分も誰かに八つ当たりされる。

 

壁にボールを投げれば返ってくる。

早く投げれば早く。

ゆっくり投げればゆっくり。

ワンバンで投げればワンバンで返ってくる。

 

それと一緒だよ。って話します。

何度も言ってるから最近は、

 

「自分に返ってくるんやろ!」

 

ってイラついた顔で言ってきます笑

効果ないんかい!!笑

いや、きっとある。いつかわかるはずです。


人生は自己責任。

自己完結するって話しなんですが

その中でも僕が好きな話しを紹介します。

 


2003年。パリで行われた世界陸上
アメリカのジョン・ドラモンド選手が100m走で
フライングにより失格になりました。

 


この年、ルール改定が行われて
フライング1回目は仕切り直し。
フライング2回目は2回目にフライングした選手は失格。


というルールに変更されていました。

 


フライングをしていない自信がある
ドラモンド選手は審判に抗議します。
しかし、審判はスターターのフライング検知器の
データを根拠に判定は覆りませんでした。

 


フライング検知器とはスターターに乗った足が
スタートの号砲がなってから
反応するまでの秒数が記録されるのです。

 


号砲が鳴ってから0.1秒未満に反応したらフライング。
これは科学的根拠を元に算出されているそうです。

 


ところが、ドラモンド選手が反応したのは
0.052秒。ゆえにフライングと判定されたのでした。
(現在は変更されてるかも?)

 


そして、納得のいかないドラモンド選手は
審判に猛抗議。それでも判定が覆らないので
なんと…

 


競技場に寝そべって妨害行為をしはじめたのです。
当時、この映像が大きく報道されたので
記憶に残ってる方も多いかな?同世代なら笑


「I did not move!  」(俺は動いてない!)


と繰り返し叫んでいましたね。

 


結局、最後は泣きながら退場し
この行為が原因で陸上会を追放されるという。
残念な結果になりました。
本当に実力のあった選手なのに勿体ないですね。

 


さて、このドラモンド選手がフライングと認定された
フライング検知器。

 


オリンピックや世界陸上などの
大きな大会では導入されていますが

 


当然、昔からあった訳ではありません。

 


昔は、審判の目視でフライングを確認していたんです。

 


しかし、スタートをより公平にする為に
フライング検知器が導入されたのです。
そのきっかけとなった大会に
ジョン・ドラモンド選手は出場していたそうです。

 


その大会の100m走で彼は2着に終わったそうですが
そこでも審判に猛抗議したそうです。
その抗議の理由は…

 


1位の選手はフライングをしていた。
号砲が鳴る前に動いた!

 


と猛抗議を続けたそうです。
自分は隣で走ったので、彼が動いたのが見えた。
そう主張したんですね。

 


実は、その猛抗議がキッカケで
フライング検知器が導入されるようになった。
そんな逸話があるんですね。

 


どうですか?

 


ドラモンド選手は、自分が投げかけた物が
自分に返ってきた。


過去の行動が、未来の結果になったと。
そう思いませんか?

 


ただ、ドラモンド選手がズルをしたとか
虚偽の申告をしているとか
そういう話しじゃないのです。

 


自分が投げかけた物が
自分に返ってくる。

 


要するに、悪い事をしたり、ズルをしたり
人を出し抜いたり、騙したりして


その時は、儲かったり、楽できたり
するかもしれませんが


長期的に見たら人生レベルで見ると
結局はマイナスになっていると。

 


だから、隣のあの人はズルして儲けてる。
あっちのあの人は悪いことして稼いでる。

 


それが貴方に実害かあって 
貴方の力で変えられる事であれば
何か行動を起こせばいいかもしれませんが

 


自分の力が及ばない事。
遠く離れた人。知らない人。
の事であれば考えても仕方ない。
恨んでも、憎んでも、仕方ないので

 


まわりまわって、あの人の人生で
自己完結するんだろうな。
そう思って放っておけばいいんですよー。

 


そう考えて生きていった方が
人生何倍も楽しめますよ!

 


今日も最後までありがとうございました!

 

 

 

 


 

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